紙のリサイクルの代表は新聞
紙のリサイクルと言えば、一番に新聞紙が思い浮かびます。新聞紙は、リサイクルを重ねることにより繊維が劣化したり、<詳細1>インキで汚れたり、違う種類の紙が混じっていたりして品質が低下します。ですから、古紙リサイクルには分別回収が非常に大切となります。また新聞用紙には、高速印刷機で印刷しても紙が切れないように強度が求められます。これら強度を維持するには古紙だけでは困難なため、新しいパルプを混ぜ合わせることが必要です。
新聞紙の古紙投入率は50%以上
新聞紙の古紙投入料は50%を超えます。日本の古紙再生率は非常に高くまた、インク抜き技術も世界トップレベルで、海外からも高く評価されています。さらに古紙を使うことにより資源の有効活用やエネルギーの消費量が少なくて済む、ゴミの軽減につながる、など優れたメリットがあります。こうした効果を引き出すために、兵庫製紙では早くから技術革新に力を注いできました。
ではどうやって新聞紙は再生されているのでしょうか。
(1)まず最初にリサイクルで集められた新聞紙を溶かし、繊維をばらばらにします。紙に混じったゴミを取り除き、薬品に浸してインクを取り除き、漂泊します。さらに紙の繊維より細かい繊維や薬品を取り除きます。最後に繊維をたたいて強度を出します。これで原料が出来上がります。この工程を原料工程といいます。
(2)出来上がった液状原料を網の上に噴射して紙の層を形成します。その紙の層をロールに通して(挟んで)水を搾ります。そして熱ロールに紙をあて乾燥させ、紙の表面に澱粉糊を塗工し強度を上げ、紙の厚みを調整しながら表面に艶をつけて、製品寸法に裁断して出来上がります。この工程を抄紙といいます。
新聞用紙の
できるまで
(1)原料工程>>>>
原料をつくります
(2)抄紙工程>>>>
原料を元に新聞
用紙をつくります
■詳細1
紙のリサイクルは3〜5回が限度と言われています。何度も繰り返し再生することで、紙の繊維が劣化しますので、紙の生産にはつねに新しいパルプの投入が必要になるのです。
       
       
 
 
 
  COPYRIGHT(C)2003 HYOGO PAPER MANUFACTURING CO.,LTD ALL RIGHTS RESERVED.